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電池製造業向け 設備保全ソリューション

電池の製造過程では、液体から固体までさまざまな状態の材料が扱われ、必然的に多種多様な製造関連設備を連動して稼働させる必要があります。前工程の製造設備の異常は、後工程の仕掛品へ悪影響を及ぼすことも多く、突発的な停止による生産機会損失は企業経営に大きなダメージを与えます。
設備異常を回避するためには、事後保全やTBM(Time Based Maintenance:時間基準保全)から、CBM(Condition Based Maintenance:状態基準保全)による予防保全や予兆保全への展開が電池製造業では必須となってきております。

電池製造業向け 設備保全ソリューションイメージ図

 

お客様の課題

  • 予期しない生産ライン停止による中間廃棄品発生(コスト増)とライン稼働率低下による生産機会の損失
  • 保全作業が属人的なものになっており、Know-Howの共有ができていない
  • 保全に対する投資効率が定量的に把握できていないため、保全関連の予算取得が困難
  • エネルギーコスト高騰や働き方改革といった外的環境の変化が加速し、現場での設備管理効率化が急務
  • システム導入がゴールになってしまい、データの利活用等システムが十分に運用しきれていない

 

稼働率向上の内訳図

 

解決

YOKOGAWAは、お客様の課題に対してお客様と共に伴走しDXを実現していくパートナーとして、設備管理ソリューションとコンサルティングを一体化させたサービスをご用意しています。導入から運用までをワンストップでフォローできる体制で「経営に資するスマート設備管理」の実現をお手伝いいたします。設備管理の切り口より生産現場の正常稼働時間を延長し、結果として稼働率の向上を実現していきます。

 

「設備保全管理システムeServ」(CMMS)

保全員の"考える保全"を支援します。 いつでも、どこでも、誰にでも使えてすぐに効果を実感できる、現場で働くひとりひとりが考え行動する、日本の保全スタイルを目指して作り上げたシステムです。

  • 設備個々の故障履歴を統計的に分析し、TBMからCBMに移行することで、過剰保全の防止実現と合わせて、突発の製造ライン停止を事前に防止します。
  • 設備状況や保全員の負荷状況に応じた保全計画の策定・実施を行えます。
  • 写真やイラスト、ビデオなどで保全作業や故障時の対応Know-Howの共有を行えます。
  • 蓄積したデータによるダッシュボード表示で、定量的に最適な保全コストを計画的に提示できます。
「設備保全管理システムeServ」(CMMS)の説明図

 

「プラント・工場の常時見守りソリューション」による設備管理フェーズのステップアップ

保全員の"考える保全"を支援します。 いつでも、どこでも、誰にでも使えてすぐに効果を実感できる、現場で働くひとりひとりが考え行動する、日本の保全スタイルを目指して作り上げたシステムです。

YOKOGAWAは、予兆保全までの設備管理フェーズを以下のように分類し、段階に応じた適切なコンサルティングから手段のご提案~導入~維持支援を実施します。スマート設備管理の実現に向けて共に業務プロセスなどの分析を行い、取り組むべき課題の発掘・解決をお手伝いするサービスをご用意しています。事前に課題特定を行うことで、システム導入がスムーズになるだけでなく、強固な組織づくりや更なる業務改善など、さまざまなメリットを受けることが可能です。

「設備保全管理システムeServ」(CMMS)の説明図