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電池製造を支える機器

リチウムイオン二次電池は、さまざまな製造工程を経て製造されています。
YOKOGAWAは、特定用途向けの流量計や厚さ計、生産設備の稼働および製造の安全を監視する為の各種センサーや分析計、幅広い工程で活用できるデータロガーなど、さまざまな電池製造プロセスをサポートする制御機器や計測機器を提供しています。
電池製造における安定かつ安全・安心なものづくりに活用いただいています。

電池製造を支える機器の一覧

 

ROTAMASS Total Insight コリオリ質量流量・密度計

用途

  • 混合、コーティング工程時の質量流量を測定し制御することで、コーティングの厚さを正確に制御することができます。
  • 高精度で密度を測定することで、材料の品質を制御することができます。

特長

  • 種類が豊富なRotamass検出器で、多相液や気泡混入液、スラリーなど、液体や気体の広い流量範囲で質量流量・密度・温度体積流量を高精度に計測することができます。
  • 外部機器からの測定値を入力することで、流体の粘度を計算できます。

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電池電極専用オンライン厚さ計 WEBFREX3ES

用途

  • 品質と歩留まりに影響を与える重要なパラメータである正極材・負極材の目付量を測定できます。

特長

  • 10年以上にわたる多くの電池メーカーの製造現場で培った動作監視・改善手法と、そのノウハウに裏打ちされた電池電極製造に特化した設計となっています。
  • 間欠塗装やストライプ塗装などさまざまな塗装パターンに対応した操作画面となっています。
  • MESでの生産一元管理や塗装機とのデータ連携を可能にする外部通信もサポートします。
  • 高速生産ラインに適した高速測定と、より詳細な電極端部測定を可能にする高分解能測定ができます。
  • 塗工量を監視するだけではなく、自動塗工制御ソフトウェア(オプション・要相談)によりオンラインでの品質・コスト改善にも貢献します。
  • 測定データを自動保存し、品質エビデンスとして活用し、問題発生時に原因分析が可能です。

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SMARTDAC+™データアクイジション システム GM

用途

  • 燃料電池、二次電池、電解槽などの各セル電圧や温度を測定するアプリケーションに最適です。
  • 高耐圧性能により安全に各セル電圧を測定できます。
  • マルチチャネルを同期して測定し、高いコモンモード電圧をサポートします。

特長

  • モジュールの増減で、チャネル数の変更に柔軟に対応します。最大420CHまでの測定が可能です。
  • 測定中のデータは、専用のソフトウェアを使うことなく、簡単にWebブラウザでリアルタイムにモニタが可能です。
  • オープンネットワークがサポートされています。
  • 出力モジュールが用意されています。耐久テストでのパターン出力、検査装置の簡易自動化に活用できます。

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Sushi Sensor

用途

  • プレス/スリット/組立工程においては、工程の環境(露点や粉じん)管理が大変重要になります。工程の環境を維持するユーティリティ設備にあるブロア等の回転機器の振動や温度を傾向監視することで、設備異常の兆候や予兆を事前に検知でき、故障を未然に防ぎます。

特長

  • センサはマグネットやM6ネジにより簡単に装置へ取り付けられ、無線によりデータを定周期に自動送信します。
  • 高所や危険な場所での点検作業を削減できます。
  • 個人の経験や勘、現場経験に左右される点検結果を数値化・可視化します。
  • 設備の傾向監視を行うことで、異常の早期発見ができ、異常を見落とすリスクを低減します。

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フーリエ変換近赤外分光分析計 NR800

用途

  • 電解液中の微量水分を、液体注入中にインラインおよびオンラインで測定することができます。

特長

  • 高い安定性と信頼性。
  • 1つの検出器で広い波長範囲をカバー。
  • ラボからプロセス(製造工程)へのシームレスな統合ができます。
  • マルチチャンネル測定を同時かつ連続的に行います(最大4チャンネル)。

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光ファイバ温度センサ DTSX

用途

  • エージング工程や保管倉庫などの、大型倉庫全体を網羅的に温度監視することで、電池熱暴走の早期発見に繋げます。
  • 乾燥炉内の温度分布を測定し、最適な温度分布にすることで、製品の生産性・品質の向上に役立ちます。

特長

  • 光ファイバケーブルの温度分布を1mごとに測定することで、長距離、広範囲の対象物を網羅的に「どこが、何℃」をリアルタイムで監視できます。
  • 光ファイバケーブルを敷設することにより、熱電対などによる多点測定に比べて、イニシャルコストやランニングコストを削減できます。

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