全体最適の第一歩 ~工程間の干渉を可視化し、安定操業・損紙削減を実現した方法とは~ 課題編
総合製紙メーカー P社 製造技術課

背景
P社は、国内有数の総合製紙メーカーです。近年、市場競争の激化により、低コストで高品質な製品を供給することが求められている中、日々、全体を俯瞰しながら、品質の安定化に取り組んでいます。しかし、既存の運転・管理体制だけでは、これらの要求に十分に応え続けることが難しい兆しが見え始めていました。
課題
P社の広大な工場には、調成工程や抄紙工程など複数のプロセスが連携して構成されており、それぞれに専門の担当部署が存在しています。各部署は、自分たちのプロセスを最も良い状態に保つことに注力しています。一方で、全体を見渡すと、ある工程での小さな調整が別の工程に思わぬ負荷を与えてしまうこともあり、生産効率の低下や品質のばらつき、コスト増加を招いていました。このような状況の中で、製造技術課のM氏は日頃から付き合いのあるYOKOGAWAの営業に相談し、課題のポイントを洗い出しました。

